BGM その2

dixannees2008-11-10


ちょっと調べてみました。するとなかなかの朗報を得ることができましたので、
再度この話題を採り上げます。


どうやら「著作権法附則第14条」によって、
日本は世界でも例のない実質“著作権フリー”状態が
長年続いてきていたようです。
そして、その附則第14条にある“当分の間”がとうとう終焉を迎え、
法改正により使用料を著作権者(or管理者)に支払うことに
なったそうです。


[参考] JASRAC 各種施設でのBGM JASRAC




で、私としてはもちろん、
何かをゼロから創り上げた人に対して
その創造物の価値を認め、創造者の努力を認め、
それらを利用させていただくことに対して
その利用料を払うのに全く異論はありません。


しかし、その額は重要です。
ここでウン十万円とか1曲当たり数千円などと、
現実離れした話が出てこようものなら、
先ほどの利用料に対する理解も曲がってきてしまうというもの。
物事はバランスが大事だと思うのです。


  * * *


調べてみたところ、
当店の場合、なんと年間6000円で済むようです。
1曲当たり6000円かと思い、いろいろ見てみましたが、
どうやら違うようです。
1店舗当たりの契約で、曲単位ではない様子。
これならば有線と契約し毎月5、6千円払うより
格段に安くあがります。


もちろん、用途、業態…etcによって有線と契約したほうがいい
お店も沢山あると思います。
それは個々の目的に応じて使い分ければいいことで、
当店の場合はその必要はないというだけの話です。


しかし、逆にこれだけでいいの?なんて余計な心配も
頭をもたげてきましたが、
考えてみれば、何十年間も入ってこなかったお金が、
突然ドッと入ってくるんですから、
6000円でもまだ高いくらいの感覚をもっているかもしれません。
一応、この使用料については業界団体等と協議を重ねた結果、
この額に収まったらしいのですが、
それほど根拠のある数字ではないかも知れません。
単純にこれくらいなら出してくれるのではないか…
といったような感じなのではないかと…(勝手な憶測)。


恐らく、申告せずに利用している所もあるでしょうが、
当店(私)はたぶんこの6000円パターンでいくと思います。
これなら自由に自分の好きな曲がかけられるではありませんか!
あー、なんて幸せなのでしょう。
なんたって“no music, no life”ですから。



というわけで、
このBGM著作権問題もあっけなく終わってしまいました。
あとは実際の設備機器関係をどうするか考えなくてはなりません。
どうしましょうかね……。