借主現る?

dixannees2009-04-20

ギャラリー(レンタルスペース)に興味を持ってくださる方は、今までにもそれなりにおられましたが、大体お話をさせて頂いて終わりというか、もしその方が借りてみようかなと思われていたとしても、それがすごく先だったりしたら、すぐに具体的な話には移らないわけで…。
何と言うか、とりあえずまだ記念すべき「ギャラリー借主第一号さん」は、未だ現れておりません。




今日、ご近所のちゃんとしたギャラリーの方からの紹介と言って
(そらさん、ありがとうございます!)
一人の男性がギャラリースペースを見に来られました。
まだ、誰も使っていないまっさらな状態ですから(こちらを参照ください)
そんなに悪い印象は持たれていない様子。


ずっと芸術活動をしてこられているようで、
もちろん展覧会もいっぱいしていて
私にしてみたら「こんな“ちゃんとした”方に借りて頂けるような
“ちゃんとした”スペースになっているだろうか…」と心配になるくらい。


本当は、私が素人なので借主さんにはこういうことに慣れた方の方がいい
とは思っていたので、
まさにドンピシャなお方なのですが、
逆にそんなすごそうなお方のお眼鏡に適うかどうか…。


でも、とても気さくな感じの方で、
作品も面白かったし、
あちらさえよければぜひとも借りて頂きたいという感じ。


しかし・・・
正直なところ、この歳までとくに芸術的なことに触れていたわけでもなく、
ただ、好きではあるので、展覧会に行く機会があれば
超有名な画家さんの作品を見たりしたことはあるけれど、
それ(芸術、美術)だけに集中して興味を傾けるというところまでには
至っていないので、
ほとんど芸術分野に関しては素人中の素人なわけです。


今回、ギャラリー(レンタルスペース)を設置するにあたっても、
へんに勉強して知識をつけて、借主さんたちとそこそこ対等?に話せるように
なるのではなく、
逆に無知な素人の立場を貫き、借主さんたちの作品を何の先入観も無しに
ありのままの自分の素直な感覚で観て、感じ取っていきたいなぁとは
思っていました。
そういうのもありかな、と。
それが自分にとって自然で無理の無い形だろう、と。


私は元来、良くも悪くも“そのまま”の人間なので、
一夜漬け的な薄っぺらい知識で、それらしく話したり、振舞ったりしても
すぐに化けの皮がはがれるだろうし、
そんな馬鹿らしいことはしたくないという部分もありますし…。


これからギャラリーをどんどん使っていただいて、
そういう方々の作品を、
一観客として観て、刺激を受けて、
自分の感性をどんどん磨いていけたらいいなぁと
思っていたわけです。


だから、やっぱりこれからもへんに勉強はしないと思います。
でも、今よりは少しだけ知っておいたほうがいいかなという部分もあります。
ま、そんな感じで、それなりにやっていこうと思うのです。


というわけで、こんな頼りないオーナーですが、
どなたかギャラリー(レンタルスペース)を借りてみませんか?


お問合せはお気軽に〜!です。