パンダキーカバー作り1日目

お店のこと ギャラリー

dixannees2009-07-18

今日と明日の2日間、『本革パンダキーカバー作り』と題してワークショップを開催しています。これがなかなか盛況？なようで、内心かなりホッといたしました・・・。（久々に超長文です）




正直なところ、1ヶ月以上前から告知し、参加者を募ってきましたが、
それほど予約を受けることはなく、
全部で9684人が参加できる枠にわずか数人のみ・・・という日々。


何と言うか、
本来は作家さんの作品を少しでも多くの人に鑑賞してもらい、
その作家さんや作品を世に知らしめる一助になればという
趣旨で作ったギャラリースペース。
（だから？少しでもレンタルし易いように、
　お値段も控え目に設定したりしているのですが…）


なので、“ワークショップ”のために使うことは、
当初、私の頭の中には全くと言っていいほどありませんでした。
しかも、自前の企画で、なお且つ作品展示ではなく、
ワークショップ用に使うということも
自分一人では全く浮かばなかったと思います。


それでも、
あの空間を見て、
ギャラリーとして「いい感じですね」と言って頂く以外に、
数人の方からは“ワークショップ”“教室”用に使うことは出来るのか
とお問合せを受けたこともあり、
そういう使い方もできるのか、
そういう需要の対象としても見れるのか、
と新たな発見をさせて頂いたりもしました。


そこで、最低限、そうしたニーズにも応えられる様、
1日レンタルという枠を設けたわけです。


しかし、純粋なギャラリーとしての使用を希望する作家さん方は、
数ヶ月先に展覧会日程を設定し、
それを目指して制作されるパターンが一般的らしく、
当ギャラリーも“ギャラリー”としては
未だ秋に3件のご予約を頂いてるのみ。


こうした分野に関して素人の私は、
そんな美術界の一般的な慣習も知らずに始めたため、
(仮)オープンから4ヶ月間、新しいままのギャラリーと一緒に
過ごしてきました。


当初は、この店ができるまでを写真で回顧する展覧会
（そんなオーバーなものではなく、ただ写真を飾るだけですが…）
を自分で適当にしてしまおうかと思っていましたが、
せっかくまだ一つも穴の空いていない真っ白な壁に
自らのちっぽけな企画のために穴を空けてしまうのは許されないと思い、
記念すべき“初ギャラリー使用者さん”に新しい、きれいな空間を
思う存分使っていただこうと、
内心では早く借用希望者さんが現れないかと焦りつつ、
それでも悠然と構えている風にしていたのです。


このギャラリースペースに関しては他にもいろいろ思うところありますが、
それはまた次の機会に、ということで…。



　　　　　　　　　　　　　　　　*　*　*



そして今回、イベント共催の有り難いお誘いを受け、
さらには単なるグッズ販売だけではなく、
せっかく広い“（遊休）スペース”があるのだからと、
ワークショップのご提案を受け、
（「遊休」は第三者があのスペースを見て抱くであろう感想を
私が表現しただけです…念の為。いや、でも実際、
それに近いとは思いますが…）
そうか、こういう経緯、条件、管理下でなら、
ワークショップ用に使ってもいいかなと思い至ったわけであります。


そして、せっかくやると決めたからには、
少しでも成功に導きたいと思うのは自然な感情でして、
でもそうは言っても、心ではそう思いつつも、
地道な宣伝活動しかできず、
予約状況は前述の通りという。。。


いやはやどうしたものかと、
当日講師をしてくださる方にも申し訳ないし、
ご提案してくださった方にも申し訳ないし、
自分も悲しいし。。。
と真剣にもう開き直るしかないと思いかけていました（苦笑）。


ところが、
期日が迫るにつれ、
徐々にご予約のお申し出やご連絡を受け、
9684枠に対してこれくらいの人数なら許してもらえるのではないかと、
少しずつ前向きな気持ちにもなり、
蓋を開けた初日の今日、
この暑い中、本当に有り難いことに当日参加の方もお越しくださり、
なんとか体裁だけは保たれた感じで終了となりました。
（ま、そう思っているのはノー天気な私だけかも知れませんが…。
　もっと発展的志向の方は満足していないような気も…）


実際には、このイベントの共催者の方々のお知り合いのご参加が多く、
みなさんのおかげで守れた体裁ではあります。
（全ての方に）本当にありがとうございます。



　　　　　　　　　　　　　　　　*　*　*


あと1日。
明日のワークショップを無事に終えられることを願いつつ、
私はやはりテンパったまま、バタバタと一日を終えることと思います。
ちょっと早過ぎますが、
今回、こうしたちゃんとしたイベントに参加出来て、
本当によかった、いい経験になったと
心からいろんな方々（頭の中にはそれぞれの方の顔が
浮かんでいるのですが、“いろんな方々”でひとくくり…）
に感謝する次第です。


実は、秋にまたさらにパワーアップしたイベントをやろうという
話も浮上しております。
もし実現した場合は、
今回よりももう少し余裕をもって取り組みたいと思います。
（ちっぽけな課題でスミマセン…）


秋には「からほりまちアート」という空堀界隈の一大イベントがあります。
そして、私もお邪魔する？空堀雑貨屋合同イベント（予定）も
行われるかもしれません。


みなさま、これから秋にかけて、
どうぞ空堀にご注目をお願いいたします。


ほとんどのお店の方が地元に住んでいる方で、
空堀のことをそれは大事に、真剣に考えている方ばかりです。
私はただここに店を開かせていただいているだけですが、
少しでも協力できればと思うところでございます。


全てひっくるめて、


たくさんの方のお越しを心よりお待ちしております。
遊びに来てくださいませ。