融資申込 その1

dixannees2008-11-02

先日、どうにかこうにか融資申込をしてきました。
本当にギリギリで…。
何度諦めようと思ったことか…。


もちろん融資自体を諦めるのではなく、
その日に申込むのをという意味で。


なんたって、前日に全てを仕上げようという甘い考えをしつつも、
実際に取りかかったのは夕方になってから。
しかも、書類作成にだって相当の時間がかかると思われるのに、
それとは違う図面作りをずっとしていたのですから、
肝心の書類作成に回す時間がなくなるのは当たり前。
我ながらやっぱりヘンな頑固な性格をしているなと思います。
もちろん、ずっと前から徐々に進めていこうとは思っていたのです。
でも、図面作成にかなり手こずったもので……。(言い訳…)




朝方までずっと図面を作っていて、
(これは、「物件をすでに契約し、もうやる気マンマンで、ほとんど自分で内装工事をするべく、図面も自分で起こしているし、これだけ準備をしているのです」ということをアピールするためです)
でも、自分の希望している図面(アイソメ図、俯瞰図、透視図)までは
作成できず、時間がないので、仕方なくそれらは諦めて
平面図だけ仕上げて印刷しました。


そしてそれから開業計画書の作成です。
はっきり言って、そこから2件分の計画書の作成は、
どう転んでも不可能な時間でした。


なので、提出書類の少ない、一度下書き程度に書いたことがある方の
計画書を仕上げようと決め、それに取り掛かりました。
この時点でいつもの出勤時間45分前。
15分程度で書き上げられればまだマシな方。
30分前には仕度を始めなければ仕事に間に合わない、
というか、ギリギリになります。
なんとか必死に書いて、仕度に取りかかれました。
もう1件の申込書類は肝心なものを残して、
住所や氏名を書いて終わり程度のものだけを仕上げました。


途中、何度も諦めかけましたが、
この日に申し込もうと決めたのは、日取りがよかったからでもあります。
なんとも古風な人間のようですけれども、
人生の先輩、商売の先輩でもある親の助言もあり、
大事な局面に於いては、そうした験担ぎをして望むのもまたよしと思い、
その日、即ち「大安吉日」その他もろもろ縁起のいい内容が
揃っていたその日にしたわけです。


なので、もしもこの日を諦めてしまうと、
また数日間を無駄に過ごすことになり、
ただでさえ、計画が1ヶ月ほど遅れている身にとっては、
かなりの痛手になります。
だから、どうにかやれるところまでがんばってみようと
努力してみました。


これは自分にとっては人生の一大事にも匹敵することでありますが、
そんな私的なことのために、勤務先に迷惑をかけるのは本意ではないので
一瞬、休むor遅刻するということが頭をかすめましたが、
仕事は仕事でちゃんとやって、自分のことは自分のことで、
納得できる形に持っていくのが筋と思い、
泣く泣く(笑)いつも通りに出勤したわけでございます。