安息日

dixannees2009-04-15

(宗教とは無関係ですが…)今日は昨日までのハッピーデーから一転、平和すぎるほどの“安息日”となりました。ちらほらとご来店くださるお客様はいますが、とりあえず“平和”。


しかし、嬉しいことに、
ご近所のお店の方が「何やら新しいお店ができたらしい」という噂を元に
わざわざ覗きに来てくださり、
空堀界隈のお店が集まって実施している企画へお誘いを受けたり、
店舗運営に関わる貴重なお話を聞けたり…と、
有益な時間も含まれていたことは確かです。



お店、商売と言えども、
ただお客様にモノを売って儲けるだけが全てではないというか、
本当はそんなことを言っているようでは
商売人としての自覚が足りないのかも知れませんが、
私個人的には、
こうした人との関わりというか、
そういう面も重要だし、大事にしたいと思うわけです。


前に失敗したことがあるので、
それなりに気合を入れて真剣に(当たり前だけど…)
やってはいるのですが、
どうも商才が無いに等しいというか、
感覚的にそこまでシビアになりきれないというか…。
基本的に別にたくさん儲けなくてもよくて、
食べていければいいと思っているので、
やっぱりビジネスとして考えたら「甘い」んだろうなぁとは思います。
でも、別に大金を稼いで店を大きくして会社を作ろうとか、
2号店、3号店を作ろうとか、
そんな大それた野望はもっておらず、
細々と地道に静かに、息長くやっていければ十分と
思っているんですよねぇ・・・。


なぜ、こんなにしつこく自分の考えを再確認しているかというと、
店を覗いてくださった方の中に、
どうやら話の端々から、昔は相当やり手の経営者で、
顔も広く、それこそバブルも大不況も経験したであろう
凄そうなお方がおられ、
今は小規模で仕事をしていて、
いろんな企画もやってらっしゃるようなのですが、
過去の苦い経験から、
私の店の行く末を案じられ、
「女性で一人でこの時代に店を始められるとは勇気がありますね」
と何度も仰ってました。
そして、ご自分が過去にやってきたこと、経営していたお店のこと、
ビジネスについての一般論などをひとしきり話してくださり、
「まぁがんばってください」というお決まりの文句で締めて
去っていかれました。


そうそう、
ご親切にいろんなアドバイスもくださいました。
私も同じように思っていて、まだ手を付けていない部分だったり、
思ってもみないアイデアだったり・・・。
正直、最初はちょっと訝しがったのですが、
やはり失敗とか苦労とかをしている人だけに、
ただ自分の自慢話や苦労話をするだけの人とは違い、
いろいろ参考になるお話が聞けてよかったなと思えるお方でした。


しかし、一体何者なのでしょう。。。あのお方は。